ナワバリに入られた鬼の心境
「鬼」のイメージとして僕は、自分のテリトリーに迷い込んだ人を、煮るなり焼くなりしてしまうという印象を持っています。
そのことについて、「なんて心が狭いんだ」と思っていたのですが(だから鬼なのだけど)最近、気付いてしまいました。
虫が家に入ってきたら、優しく包んで、窓から外に出してあげる。ということは、あんまりしません。
運んでる途中に潰してしまうかもしれないし、窓やドアから遠い場合は、その微妙な力加減を継続させるのが辛いのです。
もしかしたら彼らも、そんな気持ちなのではないかと。
家=テリトリーの外に出す手間よりも、
ティッシュにくるんでゴミ箱にポーイが楽なのではないかと。
そう考えると、妙に納得してしまいました。
不法侵入はいけないですね。